設立趣旨

20183月に「UNESCO憲章」の理念を踏まえ、地域及び世界における社会的課題を地域ボランティアの力で解決するため、「大阪北河内ユネスコ協会」を設立し、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟への加盟が承認されました。心の貧困、失われていく歴史遺産、テロ、緊迫する世界情勢などが危惧される今こそ人々の心の中に平和のとりでを築く、新時代の「ユネスコ活動」を北河内から発信したいと考えます。

次世代に引き継ぐ地域ユネスコ活動

大阪北河内という地域


・「北河内」は、律令制の河内国北部に由来する地域名称で、伝王仁墓、百済寺、馬飼いの里の集落など、古代から、中国・朝鮮半島からの渡来人との文化交流の歴史を持ち、異文化を取り入れつつ、心に平和のとりでを築いてきました。

・関西文化学術研究都市の一翼を担う地であり、四條畷は「古代馬飼いの里」の中核拠点でした。また楠正行、安岡正篤という「人づくり」にも大きな影響を与えた人物の排出地でもあります。


四條畷市の自然公園内・緑の文化園において人が馬と触れ合う中で、心身ともに健康になれる「生涯教育の時空間」を実現する取り組みです。地域ボランティアの手で、草むしりから地ならしを手作り作業から進めて行きます。実績を重ねながら古代馬飼いの歴史性を含めて、ユネスコ「プロジェクト未来遺産」への登録を目指します。


 地域の文化と自然遺産を

継承する事業


北河内のそれぞれの地域特性を輝かせ、7つの未来遺産が線(7つの街道)で結ばれ、線から面へ!「一市一未来遺産運動」~「北河内ジオパーク構想」の推進します。


古墳時代に馬の飼育技術は、四條畷市(讃良)の地に根をおろし、馬をヤマト王権に献上していました。馬とのふれあい、和食文化(ユネスコ無形遺産)等を活用し生涯教育を通じて、人材育成に寄与します。


大都市近郊の自然空間で、馬を介したメンタルヘルス・ウエルネス事業を推進し、世代を超えた健康維持・増進プログラムの開発・提供をおこないます。